「メルリス」と「メルルネ」のこと — 夢を見守る場所のおはなし

ゆめメルのものがたり

こんにちは。わたしはメリス。

ゆめメルやもぐメルが暮らす街「メルルネ」で、

ふたりの旅や物語を、そっと見守っている者です。

今回は、ふたりと出会ったこのやさしい世界、

**「メルリス」**について、少しだけお話ししようと思います。

メルリスとは、夢びとたちが暮らす、空にただよう街のこと。

雲の上に浮かび、星のきらめきに包まれながら、

夜ごと、小さな夢たちがそっと生まれ、育まれていきます。

ゆめメルが住むのは「メルルネ」という街。

本を読むのが好きなゆめメルは、ここで夢の木を見守りながら、

ときには夢の絵本にやさしい物語を描いています。

一方、もぐメルは夢の中のおいしい気配に敏感で、

空のカフェや、夢グルメの地図を片手に旅をしているのです。

メルリスは、夢のしずくが降りそそぐようなやさしさと、

空想の実がなるような、不思議で心地よい場所。

この場所から、ふたりは夢を届け、

あなたの夜にも、小さなやすらぎを運べたなら……

そんな願いをこめて、わたしは今日も、

そっとこの物語を見守っています。

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