ゆめメルと雲のいす

ゆめメルの空想

ある日の午後、

雲のうえのカフェでゆっくり星の本を読んでいたゆめメルは、ふとこんなことを思いました。

「もしも雲でできた椅子があったら……

その上で座っただけで、ふわ〜っと心までとろけて、

やさしい夢がすうっと降りてくるような、そんな椅子……✨」

そこで、夢の絵本を開いて、

星のしずくペンを手に取り、

雲のかたちや手ざわりを何度も思い浮かべながら、

やさしく「雲の椅子」を描きました。

足も背もたれも、すべて雲でできていて、

その上に座ると、まるで空ごと抱きしめられているみたいに眠たくなる——

そんな椅子。

夢を見ている誰かが、そっとそこに腰を下ろして、

気づけば微笑んで眠っているような、

おやすみまえの とっておきの場所として、ゆめメルが想像したのです☁️💤

この椅子は、ゆめメルにとっても

「描いているうちに自分も眠たくなっちゃうくらいふわふわ」な、

お気に入りの作品になりました✨

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